ブログ2021.09.01
醤油の濃厚な旨みとコク「再仕込み黒醤油ラーメン」と鰹節ごはん
今回は、河京の実店舗『喜多方ラーメン専門店 喜鈴 城前店』をご紹介します。
お店は会津若松市の鶴ヶ城近く、日本酒「写楽」で知られる宮泉銘醸さんの道路を挟んだ向かいにあります。
向かいの清酒・焼酎の醸造元、宮泉銘醸さん。
喜鈴では3種のこだわりの醤油ラーメンを提供しています。
こちらは「再仕込み黒醤油ラーメン」。
最初は黒いスープの見た目に驚きますが、スープを一口飲んでみると意外とそれほど濃くはなく、まろやかさを感じます。
醤油の香りに、濃厚な旨みと奥深いコク。思わず飲み干してしまうほどおいしい。
このラーメンに使用されている醤油は、喜多方市の【伊藤金四郎商店】さんの「再仕込み黒醤油」。
一般的な「濃口醤油」と比べ2倍の原料と製造期間を費やして作られています。
凝縮された旨みと奥深い香り、濃厚な味わいが特徴で、通常は醤油を塩水で仕込むところを塩水の代わりに「醤油」で仕込み、原料と熟成期間を要します。
麺は自家製麺。加水率42%でモチモチ、つるつる食感が特徴です。
今回はさらに「鰹節ごはん」を一緒にオーダー。
会津地鶏の卵で食べる“卵かけご飯”のセットで、鰹節は鹿児島県産の「本枯節」を使用しています。
「本枯節」とは、一般的な鰹節の6倍もの長い時間をかけて作られるそう。
時間をかけることで魚臭さが弱まり、上品で芳醇な香りと深い味わいになります。
その「本枯節」をたっぷりとごはんにかけます。
真ん中にくぼみをつけて、卵を入れるとキレイです。
まずは卵かけご飯を味わいます。
そして最後、黒醤油ラーメンのスープをかけて食べるのが、とってもおすすめです。お好みでわさびもトッピングしてお茶漬け風にも。
「再仕込み黒醤油ラーメン」と「鰹節ごはん」の組合せ、最高なのでぜひお試しください。
こちらは喜鈴で一番人気の「肉中華そば」。
モチモチ麺にスープは魚介香るすっきりスープ。
あっさり味のラーメンですがチャーシューがたっぷりでボリューム満点で大満足な一杯です。
こちらは「炙りチャーシュー丼」。
香ばしい炙りチャーシューは噛めば噛むほどジュワっと肉汁が口の中に広がります。
こってりとした丼ですが喜多方ラーメンのすっきりスープと相性抜群!
ラーメンと一緒に食べると箸が止まらなくなります。
お店の前の横断歩道からは鶴ヶ城が正面に見えるので、食後の散策もおすすめです。
コロナが落ち着いたら、ぜひ喜鈴にお立ち寄りください。
喜多方ラーメン専門店 喜鈴 城前店
住所:福島県会津若松市東栄町1-84
TEL:0242-23-8084
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜日
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